9月9日(水)、愛犬との防災について考えるチャリティーセミナー「日頃からのトレーニングで災害非難に備える」を開催しました。今回はセミナーの様子を少しだけご紹介します!
このセミナーでは愛犬との防災について大きく3つのテーマを取り上げました。
・愛犬と被災した時の工夫、コツ
・トレーニング
・食事
どれも愛犬との普段の接し方に繋がってきます。いざという時のために日常生活を見直しておくこともとても大切です。
愛犬がいる生活での防災準備、避難時の対応法
まずは愛犬との避難について・・・
皆さんは同行避難と同伴避難の違いについて理解していますか?言葉は似ていますが意味が少し異なります。自分の住む地域の避難所はどこか、愛犬と一緒に避難できる場所はあるのかを知っておくことがとても大切だということでした。
次に、いつ起こるか分からない災害のために日頃から何を用意しておけばいいのか、被災時の飼い主の心構えなど詳しく説明がありました。
*日常生活で災害について準備しておくこと
*愛犬との避難生活での心得
*避難時に必要なものについて
*防災用品のリスト
特に避難場所は多くの方が集まる場所。ちょっと工夫することで、周りの方はもちろん愛犬や自分自身にとって少しでも過ごしやすい環境を整えたいですね。
災害時のために必要なトレーニング
トレーニングについては社会化、トイレ、ハウス等どこまでのトレーニングレベルが求められるのか、具体的なチェック項目を挙げて解説がありました。
愛犬がいるご参加者の方は、今のトレーニングレベルを振り返り、何が足りないのかを考える良い機会になったのではないでしょうか。
災害時の食事について
犬の食事に関しては、普段から準備しておくべきものや犬用の食料について、
また救援物資が届かない場合など被災状況に合わせた対応や気をつけるべきことも説明がありました。
食事は毎日のことですから、防災に対しても日々少しづつ取り入れていきたいですね。
“災害は今日起こるかもしれない”という意識を常日頃から持つ
防災について、トレーニングや食などいくつかの角度からの講演でしたが、どれにおいても、「災害はいつ起こるか分からない」という意識が肝心ということでした。いつか分からないということは、今日起こるかもしれない。そのために気づいた「今」からすぐに取り組むことが大切です。
※このセミナーの受講料は全て被災地へのチャリティーとなります。九州地域への寄付を検討しており、その自治体が希望される形で寄付をさせていただきます。これについては、追って協会より報告させていただきます。